TRUE EXPERIENCES

豊かな感性の仲間たちが実体験を語る。

セルフネイルにオススメ 上羽絵惣の胡粉ネイル

ネイルサロンで施術されるネイルはおしゃれで長持ちで一度行うと生活のモチベーションが上がります。しかし、価格が3000〜10000円と高額なので、なかなか続けられない方も多いのではないでしょうか。

そこで本ページでは庶民派、セルフネイル派の方向けに上羽絵惣の「胡粉ネイル」をご紹介します。

 

胡粉ネイルとは?

京都 日本画家用絵具専門店を販売するマニキュア

胡粉ネイルとは、京都の日本画家用絵具専門店が販売するマニキュアです。1本1000~1500円と手を伸ばしやすい価格です。独特なカラーバリエーションと、通常のマニキュアよりも爪にやさしく、乾きやすいなど使いやすさが魅力です。2015年にグッドデザイン賞を受賞するなど、注目を集めています。

 

胡粉ネイル 古代岱赭(こだいたいしゃ)

胡粉ネイル 古代岱赭(こだいたいしゃ)

 

 

著者はLOFTでみつけました。 

著者は本商品をLOFTで発見したのですが、まず印象的だったのがカラーバリエーションの多さと色の鮮やかさです。しかも、それぞれのカラーに「瑪瑙(めのう)」「水藤(みずふじ)」など、風情のある名前がついています。次にキツネのロゴがなんとも日本的で、全体的に今までのネイルにないインパクトがありました。さらに、グッドデザイン賞を受賞しているということで、グッドデザイン賞にある種絶対の信頼を置いている著者は「きっと良いものに違いない」と購入することにしました。

不器用な人でもセルフネイルにしては、完成度の高い仕上がりに

「セルフネイルは、出来上がりがみすぼらしくなってしまう......」とお考えの方も多いでしょう。しかし、胡粉ネイルは通常のマニキュアを塗るよりは完成度が高いのではないかと考えています。著者はさほど器用なほうではないのと、派手好きではないので、いわゆる「アート」的要素はあまり入れていません。基本単色のベタ塗りばかりですが、もし興味があれば以下の手段で実践してみてください。

胡粉ネイルの上手な塗り方

胡粉ネイルを美しく、長持ちするように塗るコツは大きく3つです。

 

1.専用のベースコートトップコートを使用する

2.乾く前に納得いくまで塗りなおす

3.爪と甘皮の溝にマニキュアが溜まったときは爪楊枝で取り除く

 

では、順を追って解説します。

 

1.胡粉ネイル専用のベースコートトップコートを使用する

ネイルを長持ちさせるためにはベースコートトップコートが必須です。胡粉ネイル専用のスーパーコートは、ベースコートにもトップコートにもなりますので、カラーネイルを挟むようにスーパーコート→カラーネイル→スーパーコートの順で3層構造に塗っていきましょう。生活などによる個人差もあるでしょうが、著者は洗い物や半身浴など水に触れる機会も多いのですが、3層構造で塗ることによって、およそ2週間は美しい状態をキープできています。

 

胡粉ネイル スーパーコート

胡粉ネイル スーパーコート

 

 

ちなみに一度胡粉ネイル以外のベースコートトップコートを使用してみたこともあるのですが、トップコートはモノによっては胡粉ネイルとの相性が悪く、色が変色してしまうケースもありました。胡粉ネイル以外のものを使用するときは相性を確認することをお勧めします。

2.乾く前に納得いくまで塗りなおす

胡粉ネイルはテクスチャが通常のマニキュアよりさらっとしており、滑るような塗り心地が特徴です。そのため、乾く前であれば液体の二度付けをしても目立ちません。カラーネイルを塗布するときは、乾く前に均一に色がつくよう何度も塗りなおしましょう。

カラーは分厚く塗りすぎないように!

胡粉ネイルは塗りなおしても筆の掠れが出にくく塗りやすいのですが、爪の表面が膨らむほど厚塗りしてしまうと乾きにくくなったり、仕上がりが美しくなくなったりしてしまいます。そのため、乾く前の塗りなおしはOKですが、分厚くなりすぎないようにご注意ください。

おすすめはクリアタイプでないもの

胡粉ネイルの中でも塗りやすいのはクリアタイプでないものです。胡粉ネイルのカラーには、クリアタイプのものとそうでないものがあります。クリアタイプは色の濃淡が顕著に出るため、均一に塗るのがやや難しいです。クリアタイプでないものの方がベタ塗りしやすいと思います。

なお、クリアタイプでないものは塗る前に瓶をよく振って中身を混ぜてから使用しましょう。

3.爪と甘皮の溝にマニキュアが溜まったときは爪楊枝で取り除く

これは胡粉ネイルに限らずいえることですが、セルフネイルをみすぼらしく見せてしまう原因の一つに爪回りの皮膚へのカラーの付着が挙げられます。そのため、塗布するときは、当然ですが極力爪だけにマニキュアを乗せるように心がけましょう。

しかし、どんなに注意していても利き手を塗るときなど、マニキュアがはみ出してしまうことはあります。そんな時は、マニキュアが乾く前に爪楊枝で爪と皮膚の境目のマニキュアを取り除いておきましょう。こうすることで、ネイルの見栄えがUPすることはもちろん、マニキュアが爪と皮膚との境目からはがれてきてしまうことが防げるので、長持ちにつながります。

胡粉ネイルを長持ちさせるコツ

トップコートは爪の先の断面までしっかり塗る

ほかのマニキュアでも同様かと思いますが、胡粉ネイルが最初に欠けてくるのは爪の先のほうです。これを防ぐために、トップコートは爪の断面の層を覆うようにして塗ってください。

水仕事の後マニキュアが少しはがれてしまったら......

入浴後など、爪の先からネイルがペロッとはがれてしまうことがあります。しかし、あわてて捲れた部分を取り除こうとしないほうがよいでしょう。実は、水分によって捲れてしまった部分は、水気を取り除き、爪にギュッと押し付けることによってふたたびくっついてくれたりします。タオルで水分をふき取り、タオルの上から爪の上に戻すように押し付けてみてください。不安であれば、そのあとつま先だけトップコートを塗りなおしておくのもいいでしょう。

気になるときはリタッチをしてみる

先ほど著者は一回塗ったら2週間くらい持つと書きましたが、濃いめの色を塗った場合や、ちょっと気になる部分があった場合など、軽くリタッチ(塗りなおし)を行います。カラーを塗りなおした後再びトップコートを塗りましょう。

胡粉ネイルを落とすとき

専用のリムーバーは落ちにくい

胡粉ネイルには専用のリムーバーがあります。が、成分が優しすぎるのか、著者は最低でも3層以上塗り重ねているため、このリムーバーでしっかり落とせたためしがありません。

そこで、著者は無印良品の除光液で落としてます。こちらだと、割ときれいに落とせます。

 

 

落とした後は爪のケアを

胡粉ネイルは比較的爪に優しいといわれています。しかし、長期間にわたって使用していると、どうしても爪にダメージは溜まっていきます。そのため、落とした後はネイルケアを実施し、可能であれば数日間をあけて次の色を塗るようにしましょう。

ネイルのケア方法はいろいろありますが、著者は以下の二つを使用しています。

 

Dr.Nail DEEP SERUM(ドクターネイル ディープセラム)6.6mL

Dr.Nail DEEP SERUM(ドクターネイル ディープセラム)6.6mL

 

 

 

オイルインキューティクルプッシャーペン

オイルインキューティクルプッシャーペン

 

 

まとめ

胡粉ネイルはLOFTなどにもありますが、amazonなどにもありますし、京都に本店がありそちらでも販売しています。気に入ると複数のカラーを集めたくなりますし、限定カラーなども展開しています。